国内外で発生した災害や戦争で起こる地球環境汚染の速やかな除去を行っています |
活動報告
■ 青森県ほたて貝廃棄物処理協同組合 2025(令和7)年5月〜
〇青森県

青森県ほたて貝廃棄物処理協同組合の工場を、2025年5月に買収し、これから除染作業を行っていきます。
この工場は、以前からほたて貝の処理工場として稼働していましたが、廃棄処理で発生する有害物質が長期に渡って堆積しており、廃棄工場としても経営が立ちいかなくなっていたものを、再利用する目的で組合から買い取ったものです。
今後の利活用のため、工場施設と周りの山林約4町歩も含めての買収となりました。
これからこの建物を再利用して、来年の5月には新しい事業を立ち上げる予定です。
詳細はこちら --------> エコ工場建設プロジェクト
■ 沖縄県アスベスト処理フォーラム 2021(令和3)年8月
〇沖縄県

地元環境関係事業者の要望により、沖縄県那覇市に於いて、アスベスト処理フォーラムを開催。
また、同日に石綿処理特別教育も同時に行われた。
エコロジカルリサーチセンター発祥の青森県は環境政策またアスベスト処理事業においても、日本で最も進んだ地域と
自負している。
それは、過去に起こった産業廃棄物の不法投棄の発生に対する関係諸官庁の大変な努力の結果だと信じている。
また、アスベスト処理においては、青森県三沢米軍基地の処理が米国政府(軍、EPA)の強力な管理指導のもとに行われた事によると考えている。
今回、沖縄の米軍基地内のアスベスト処理のずさんな状態の内部通報により分かったことは、およそ青森や座間・福生などから見れば20年も歴史が後戻りをしてしまったような現状だということです。
基地関係者の証言によると、管理能力のある化学系の技士はイラクに派遣された事によると思われます。
現在、嘉手納基地内で行われている実態は大変悲惨なもので、これは地元の建設関係者や軍の関係者の努力を待つしかないでしょう。
そこで、最高の安全管理を知ってもらうのが一番の早道だと考え、建設関係事業者を対象に今回のセミナーの開催となったものです。
フォーラムは、午後早々から夜9時まで行われ、大変熱気のあるものとなりました。
今後、沖縄県の関係者の努力と工事を行っているゼネコンの自戒を求めたい。
■ 東日本大震災 2011(平成23)年6月〜11月
〇宮城県

七ヶ浜の物資援助では、備蓄している運動靴やマッチなどを七ヶ浜のセンターに搬入しました。

他県から多くのレスキューが駆けつけて活動しています。

津波による被害を受けた宮城県多賀城市の国道45号線沿いの様子です。
〇福島県
東日本大震災のおりに福島県外で汚染されたそれぞれの土地や建物の除染が行われていました。
しかし、国からの指示は何もなく、市民が大変不安な日々を過ごしました。
そこで、福島原発の復興に入った大手ゼネコンの要請を受け、復興作業の支援を行いました。
1.除染マニュアルの作成と教育の実施
福島県内で線量の低い小野町において、職業年齢を問わず一般への提供を目的に、除染の技術マニュアル作成と除染の技術の電離法(すなわち放射線の汚染物を扱う)特別教育の実施と受講証の発行を行いました。
2.土地検査の実施
汚染の土壌検査などを無償で行いました。
インターネット経由で除染技術マニュアルを公開しました。
また、国に対しては原発地域の住民に対してヨウ素剤の配布をしていない問題を指摘。
フランスのような事故が起こる可能性が有りうるものとして、地域の市民に対して無償でヨウ素剤を配布する制度を提案しました。
それにより、日本でも原発の近隣町村では市民にヨウ素剤の無料配布をすることを実現させました。
尚、当時の専務理事現会長が汚染地域に入り、調査活動や緊急の除染作業により日本の人間の線量基準の3倍の線量を受け、それをもって11月に福島を離れることとしました。
連絡先メール pcpcm986@yahoo.co.jp